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[Narration]
陽光がさんさんと降り注ぐ、H・B・ポーラースター、空中庭園の遊歩道。
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[Narration]
陽射しの下で映える緑の中をのびる白い石の道を、二人の少女が並んで歩く。
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[Soyeon]
ここのところは暖かい日が続きますね!
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[Chloe]
季節相応ってところじゃないかしら? 曲がりなりにも学園船ですもの、季節はずれな場所ばかり航行するわけにもいかないでしょう?
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[Soyeon]
その割には、よくあるような気もしますけど……。
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[Chloe]
そうかもね。逆に、季節にあわせた場所を走ることにも、妙に律儀だったりしないかしら、舵を握る人は。
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[Soyeon]
うーん、そうかもしれませんけど……。せっかく自由に場所を動けるんですから、過ごしやすいところばかりというのはいけないんでしょうか?
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[Chloe]
そういう『中途半端』をいちばん嫌いそうね、学園長なら。
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[Narration]
日当たりのよい場所を歩けば少し汗ばんでくるほどの陽気も、つい先ほどまで格技場でクラブ活動に励んだ後、冷たいシャワーで汗を流した二人には心地よく、会話もはずむ。
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[Soyeon]
それにしても、クローエ先輩の技はほんとにきれいです。
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[Soyeon]
……本場の国の人が何を言ってるのよ。
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[Soyeon]
踵落としなんか、もう、速いしきれいだし……。
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[Chloe]
あなたもそのうち、できるようになるわ。
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[Soyeon]
あたしなんかまだまだです。はぁ、どうやったらクローエ先輩みたいに、きれいに技を決めることができるんだか。
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[Chloe]
……実践を重ねることよ。
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[Soyeon]
実践……ですか?
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[Chloe]
そうよ。たとえば……、図書室で騒ぎ散らす不届き物を蹴り倒す、とかね。
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[Soyeon]
……実戦ですね……。
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[Narration]
一瞬、ソヨンが真理をかいま見たその時。
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[Unknown]
あ、あの……。
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[Narration]
遠慮がちにかけられた声に、続けようのなさそうな会話を切り上げて、クローエとソヨンは視線を向ける。
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[Narration]
二人が歩く遊歩道の少し先に、セイラー服とタイトスカートを組み合わせてデザインされたファーストクラスの制服をまとった少女が立っていた。
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[Narration]
少し紅くなった頬の上、まっすぐに二人を見つめる目。それが、クローエとソヨン、二人の視線を受けて、わずかにひるむ。
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[Chloe]
あなたのお友達?
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[Soyeon]
ええ、クラスメイトで……。
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[Chloe]
それは見ればわかるわ。何か、用があって待ってたんじゃないの?
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[Soyeon]
あ、そか。どうしたの? 何か……。
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[Girl]
あ、いえ、その……。これを……。
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[Narration]
おずおずと差し出される封筒。
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[Soyeon]
あれ? 先生からの伝言……?……じゃ、ないよね、これは……。
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[Girl]
これを……。
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[Narration]
おそらく、なけなしの勇気で差し出したその封筒を、少女はもう一度、自分の胸元に抱き込む。
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[Narration]
頬を真っ赤にしたクラスメイトの視線の先を感じ取って、ソヨンはわずかに体をずらす。そこには、二人のやりとりをやや怪訝げにながめているクローエの姿があった。
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[Girl]
これを、ウィザースプーン先輩に読んでもらいたくって……!
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[Narration]
精一杯という感じで押し出された言葉に自分の名字を呼ばれて、クローエはわずかに目を見開いた。
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[Chloe]
……わたし?
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[Soyeon]
やっぱり……。
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[Chloe]
これは……。
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[Soyeon]
どう見ても……。
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[Narration]
封筒がクローエの手に渡った瞬間、耐えかねたように、少女は走り去ってしまった。
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[Narration]
後に残されたクローエとソヨンとしては、渡された封筒を眺めやりながら、彼女の意志を推察するしかなかった。
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[Chloe]
はぁ……。
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[Soyeon]
意図は明らかですよねぇ……。
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[Chloe]
まだ、わからないわよ。
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[Soyeon]
いや、もう絶対ですよ!
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[Soyeon]
いやでも、クローエ先輩といると、ほんとにマンガで読んだようなシチュエーションに遭遇できますよね。
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[Chloe]
……ねぇ、そのマンガを持ってきて、ファーストクラスのあいだで広めているのは、誰?
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[Soyeon]
えええ!? いやいやいや! あのあのその!
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[Soyeon]
……あたしじゃ、ないですよ?
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[Narration]
──ゴンッ──!
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[Soyeon]
……い、痛いですよ……。
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[Chloe]
手加減はしてるわよ。
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[Narration]
その右脚に鮮やかに弧を描かせてから、頭頂を涙目で押さえるソヨンを一瞥して、クローエは視線を封筒に戻す。
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[Narration]
眩しく太陽を照り返すほど白い封筒。どことなく、故郷のギリシャの町並みを思わせる。
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[Narration]
同じ白の紙と糸を使った飾りが縁をとり、わずかな厚みの差で陰影を作り、レースを思わせる模様を浮かび上がらせている。
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[Narration]
趣味は、悪くない。
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[Narration]
手渡されたと同時に駆け去ってしまったため、正直、顔もほとんど憶えていなかったが、残された手紙だけで、とりあえずそう、判断する。
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[Narration]
金糸銀糸で飾り立てられた手紙など、読む気も起こらない。
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[Soyeon]
………………。
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[Narration]
手にした封筒をそう、ためつすがめつしていると、同じように封筒を、いや、封筒とクローエを注視するソヨンに気づく。
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[Chloe]
ここじゃ読まないわよ?
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[Soyeon]
あ、い、いえ! そんなつもりじゃないです!
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[Soyeon]
ただ、こういうことがあるたび、複雑な気分になるんです。なんていうか、ちょっと妬けるというか……。
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[Chloe]
なんでソヨンが妬いたりするのよ。
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[Narration]
……あの人ならともかく。
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[Narration]
言葉の後半は省略する。言うには馬鹿馬鹿しいことだと思った。
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[Soyeon]
同時になにか、誇らしく……。みんなが憧れるような先輩とクラブが一緒で、あと、特別仲良くしてもらって……。
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[Chloe]
特別仲良くって……。ちょっと、変な言い方しないでちょうだい。
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[Narration]
お互い、その言葉を使うのは、同じ人に向けてのはずでしょう? そう、うんざりと思う。
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[Narration]
思ったところで、その人物のシルエットが脳裏をよぎる。
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[Chloe]
ソヨン?
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[Soyeon]
はい、なんですか?
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[Chloe]
このこと、他言無用よ?
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[Narration]
恥ずかしいことじゃないけど、言いふらすことでもない。自分だけじゃない。未だに名前も知れないけど、あの子のためにも。
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[Soyeon]
ええ!?
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[Chloe]
……なぜ、驚くのよ。
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[Soyeon]
え、ええ。はい、もちろんです!
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[Narration]
信用ならない。このかわいい後輩を、クローエはその時、初めてそう思った。
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[Soyeon]
はぁ、とうとうこんなシーンまで見れちゃうなんて……。みんなにいろいろ教えてあげた甲斐もあるなぁ……。
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[Narration]
その小さな独り言を、クローエの耳が拾い上げる。
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[Chloe]
……ちょっと待ちなさい。
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[Soyeon]
は、はい?
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[Chloe]
あなた、もしかして、ファーストのクラスでわたしのことを話したりしているの……?
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[Soyeon]
え、ええ……。あ、でも、悪口とかじゃないですよ!
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[Chloe]
そんなの当たり前でしょう!? 言いなさい! いったいどんなことを話しているのよ!
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[Soyeon]
え、ええと……、テコンドーがとっても上手なこととか、図書室で騒ぐ人にとてもりりしく注意していることとか……、あと、スタイルがとってもいい、こと、とか……。
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[Chloe]
………………。
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[Soyeon]
あ、あの! クローエ先輩のことを少しでも自慢したくって、あたし……!
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[Chloe]
ヘレナから聞いたとおりだわ。ほんとにあなたって……、最近、どんどん似てくるのね……。
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[Soyeon]
え……。
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[Narration]
空気を切り裂くしずかな音をまとって、クローエの足が振り上げられる。
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[Narration]
そのつま先がソヨンの視界の中で太陽を隠し、影をその顔に落とす。
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[Soyeon]
ひゃ……!
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[Narration]
──ゴンッ──!
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[Soyeon]
い、痛いです!こ、今度はほんとにかなり痛いです!!
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[Chloe]
おかげで、手加減が効かなくて困るわ。
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[Chloe]
それにしても……。
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[Narration]
うめき声をあげるソヨンをよそに、クローエは手にした封筒にもう一度、視線を戻す。
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[Chloe]
ほんとにどうしたものかしら、これ……。
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List of all oneshots
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That Red on Me
First Love Mint Blue
Summer Fuse
Girl Who Can't Say No (Daga Kotowaru)
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Anaerobic Love
Missing Rink Side:Shuri
Missing Rink Side:Rina
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(Recent Series)

The Rain and the Other Side of You
Hana ni Arashi
Kakegurui Yorozu
Tsubakuma!
Someday, We'll Get There
Honto no Kokoro
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Motto Hanjuku Joshi
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