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[Unknown]
(やめて、やめて……!)
>

[Unknown]
(や、やだ、やめて……!)
>

[Unknown]
うぅ……、ふ、ふぅぅ……。
>

[Soyeon]
う、ふぅぅ……!
>

[Narration]
いくら叫んでみても、その口からはくぐもった音しかもれなかった。
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[Narration]
激しく身をよじったとしても、拘束された身体は立ち上がることすらできず、ただ、鎖の音を響かせるだけだった。
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[Soyeon]
(だ、誰!? ねえ、誰なんですか! 冗談はやめてください、お願い……!)
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[Narration]
閉ざされた視界、その目の前にいる誰かに、容易に動かぬ身体を揺り動かし、声にならない訴えを必死に続ける。
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[Soyeon]
(答えてください! 誰か、助けて!)
>

[Narration]
不意のことだった。
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[Narration]
個室のドアが開いたと思った。そんな音が聞こえた気がして、机から立ち上がり、振り返ろうした瞬間、後頭部に衝撃を感じた。
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[Narration]
誰かに殴り倒されたのだと、すぐには理解できず、気を失ったのだ、と思う。
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[Narration]
意識が戻っても、暗闇のままだった。
>

[Narration]
目隠しをされたのだと理解するのに、かなりかかった。口もふさがれている。
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[Narration]
手探りにあたりを調べようと思った時、金属同士がこすれる音を聞いた。自分の身体に鎖がつけられている。
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[Narration]
それがわかった時、震えとともに恐怖がやってきた。
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[Soyeon]
(助けて! 誰か! 助けてください!)
>

[Soyeon]
ふぅ! うぅぅ! ふうぅー!
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[Narration]
叫びはすべて、くぐもった息の塊にしかならない。
>

[Narration]
かすかな、自分のものではない息づかいが聞こえる。
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[Narration]
目の前に、レイプ犯がいる。そう理解した瞬間に、身体に誰かが触れた。
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[Soyeon]
ふぅ!?
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[Narration]
必死によじる身体が押さえつけられる。肩をつかまれたのだと気づく。指は、細い……?
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[Narration]
そんな思いがよぎったのもつかの間、新たな感触がソヨンを襲った。
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[Soyeon]
(な、なに!?)
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[Narration]
かすかに湿った触感が、まだ幾分も膨らんでいない乳房から伝わってくる。
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[Narration]
胸を、吸われている。小ぶりな乳房を、その先端にある未だ色づかぬ突起を、二つあるその両方を丹念に吸われている。
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[Soyeon]
(や、いやぁ、やあぁ……!)
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[Narration]
わき起こる言葉にならない感覚。けして快楽ではない、無視できず、身体の中に溜まっていく澱。
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[Soyeon]
(いや、いや、いやぁ……!)
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[Narration]
必死になって、首を左右に振る。そうすることでしか拒絶の意志を表せない。
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[Narration]
日常の中で隠し持っていた、性に対する淡い期待など、すでに微塵に打ち砕かれていた。
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[Narration]
この場から逃げ出したい、解放されたい。ただ、そう願って必死に首を振り、うめいた。なのに。
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[Soyeon]
(あ……!)
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[Narration]
内股にないかが当たった。それが何かなど、考えたくもなかった。
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[Narration]
感覚だけが残酷に、それが自分の、いちばん隠しておきたい場所に触れたことを告げてくる。
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[Soyeon]
(あ、や、いや……)
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[Narration]
もちろん、濡れてなどいるはずはない。手を這わせたことすら、幾度もない。
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[Narration]
まだ何も知らないと言っていいソヨンの秘部に、禍々しい硬さを持ったものがあてがわれている。
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[Soyeon]
(あ、あぁ……! やだ、やだ……!)
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[Narration]
強ばった身体が、恐怖のために小刻みに震える。
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[Narration]
まるで、それを楽しむかのように、陵辱者の切っ先は、ソヨンの閉じたままの秘裂をつつき、なぞる。
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[Soyeon]
(やめて、やめて……!)
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[Narration]
入り口を確かめるかのように、先端が探っているのがわかる。時折、力が込められ、そのたびにソヨンの身体が震える。
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[Soyeon]
(お願い、お願いだから……)
>

[Narration]
長い、そう感じられた間、先端はソヨンの秘部を這い回った。
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[Soyeon]
(お願い、助け……)
>

[Narration]
もしかしたら……、そう思ってしまった刹那だった。
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[Soyeon]
(いやああああああああっ!)
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[Narration]
貫かれた。
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[Narration]
押し入り、切り裂き、割入ってきた。強引に、何の容赦もない力で、ソヨンの処女を引き裂き、かすかな期待を打ち砕いた。絶望へと突き落とした。
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[Narration]
まだ開いてさえいない秘唇を巻き込みながら、硬質の棒状の塊が、ソヨンの身体に打ち込まれている。
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[Soyeon]
(うわぁ、うああぁー!)
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[Narration]
激しく鎖を鳴らしながら、背は大きく仰け反ったまま、小刻みに震える。
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[Narration]
激しい痛みが身体中を駆けめぐる。激しい嵐の中で、自分が膝をかかえてきつく身体を丸めているように感じられる。
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[Narration]
ただひたすらに耐えなければ、自分がバラバラに引きちぎられてしまうように思えた。その予感は当たった。
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[Soyeon]
(う、あぅ、あぅ……)
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[Narration]
身体の中に埋め込まれた塊が、ゆっくりと外へと引きずり出されていく。それにあわせて、反っていた背から力が抜けていく。
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[Soyeon]
(うあぅ!)
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[Narration]
しかし、すぐにまた突き入れられる。引き抜かれ、また侵される。それが幾度と無く繰り返される。
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[Soyeon]
あ、あぅ……、う、うあ、うぅ……。
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[Narration]
いつの間にか、口に詰め込まれていた小さな布の塊は外れ落ちていた。ソヨンの口から直に呻きが漏れる。
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[Soyeon]
う、あ、はぁ……、あ、うぅ、あぅ……。
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[Narration]
そして、巨大な塊が無慈悲に往復を繰り返す股間は、ひどく粘ついた音を立てていた。
>

[Narration]
やがて、嵐は過ぎ去った。
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[Narration]
自分を貫く塊は、行き来するごとに体の真ん中に開いた穴を大きく広げてゆき、ソヨンはあやうくそこに落ちていくところだった。
>

[Narration]
穴を開けたまま、ソヨンの身体から陵辱者の分身が引き抜かれる。ずるりと、ひきずるような音を立てて。
>

[Narration]
自分がどのように脚を投げ出し、どんな格好をしているのかも忘れて、ソヨンの意識はゆっくりと落ちていった。
>

[Unknown]
……は、はは、あはは……
>

List of all oneshots
List of all series

(Recent Oneshots)

Isn't It Fine To XX Freely
That Red on Me
First Love Mint Blue
Summer Fuse
Girl Who Can't Say No (Daga Kotowaru)
Cubic Starship
Anaerobic Love
Missing Rink Side:Shuri
Missing Rink Side:Rina
Heart Pendant

(Recent Series)

The Rain and the Other Side of You
Hana ni Arashi
Kakegurui Yorozu
Tsubakuma!
Someday, We'll Get There
Honto no Kokoro
Hayate X Blade
Motto Hanjuku Joshi
Yuunagi Marbled
Strange Babies