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[Nicolle]
や、やめようぜ、杏里。
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[Anri]
ん〜?
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[Narration]
聞く耳持たず、杏里はするりとニコルのスカートを脱がしてしまう。
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[Anri]
ん〜、そうだねえ。
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[Nicolle]
な、なあ、これはヤバイよ。人が来たら、とか以前に、こ、高度差がさぁ……
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[Anri]
はい、脚を開いて。わぁっ……ニコルにはストライプのショーツが似合うね?
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[Nicolle]
そ、そう? あたしもね、結構コレクションして……ってひゃあっ! 即ぬがしやがったら、似合うも何も無いだろっ。
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[Anri]
少女の大人びた口調とは裏腹に、幼い外見の秘裂は、わずかな潤いをたたえながら、期待にひくついていた。
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[Nicolle]
変な解説すんなっ。
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[Anri]
以前から、もうフツーのシチュエーションじゃつまらない、って言っていたのはキミだよ。
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[Narration]
杏里は、手動でカリヨンを鳴らす際に使うロープを、手元へと引き寄せた。柔らかな絹の手触りが心地よい。
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[Narration]
そのまま有無を言わさず、ニコルの下着と股間の谷間をくぐらせる。先端の金属のヒヤっとした感触に、ニコルは体をふるわせた。
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[Anri]
少女は愛情のない愛撫には、まったく反応を示さなかった。しかし、その肉体に刻み込まされた、縄の感触には従順に反応した。
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[Nicolle]
縄ァっ!? き、緊縛プレイなんか、知るかっ!あっ……なにする気だよ、こ、怖いよ、杏里ぃっ
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[Narration]
吹き抜けに面した手すりに、ニコルは軽々と乗せられてしまった。
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[Narration]
吹き抜けをとりまく階段は、四角い螺旋を描きながら、はるか百メートルほど下で、ほとんど点となって結ばれている。
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[Narration]
文字通り、吹き抜ける風が、無防備なニコルの下半身をなであげる。
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[Anri]
しっかりつかまってないと……落ちるよニコル?あと、カリヨンを鳴らさないようにね。
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[Nicolle]
鳴らさないっ……て、ど、どうする気だよ……あああっ……ひ、引っ張らないでぇっ……
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[Narration]
むき出しの尻を手すりに置いてはいるものの、ほとんど宙にぶらさがった状態だ。
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[Narration]
おののくニコルが必死にロープを引き寄せると、カリヨンは連動して片側にせりあがり、高らかな音色を立てようと身構えた。
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[Anri]
……まだそんな時刻でもないのに、カリヨンが鳴り出したら、故障したのかと、すぐに誰かが様子を見に来るだろうね?
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[Nicolle]
お、落ちるよ、落ちちゃうってぇ〜バカ杏里っ、マジヤバイってのに!
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[Narration]
杏里はロープをたぐりながら、少女にぴったりと上半身を寄せると、ロープを通じて微妙な振動をくわえだした。
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[Nicolle]
ああ……ああああ……そんなに優しく、こ、こすりたてるヤツがあるかっ……
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[Nicolle]
やっ……そんな……焦らすみたいな……やだっ……
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[Narration]
杏里は両側に回した手で、ロープの緊張と弛緩を自在にコントロールした。
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[Narration]
ニコルはなんとかして、より強い刺激を得ようと、自由にならない腰をひくつかせ、太ももに力を込める。だが、そのたびにするり、と逃げられてしまうのだった。
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[Anri]
ニコル、カリヨンが下がってきてるよ?ちゃんと引いてる?
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[Nicolle]
本当に……こ、怖いの……杏里……は、離さないでね……
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[Anri]
絶対に離さないよ。キミを離したりするものか
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[Nicolle]
そういうんじゃなく……って……ロ、ロープが……ああんっ!
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[Nicolle]
ああっ……い……いいっ……!怖いのに……いいよォッ……
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[Narration]
少女がしきりに荒い吐息をあげるようになると、やがてぬめりもロープに移り、よりすべらかに動くようになる。
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[Narration]
杏里はわずかずつ、スライドのスピードをあげた。上下させるばかりでなく、時折、尻の谷間に巻きつけるように持ち上げ、会陰全体にバイブレーションを送る。
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[Narration]
勢いよくさすりあげられ、少女が強くのけぞるたびに、カリヨンの舌が揺れて、コンッ……コーンッ……と澄んだ音を立てる。
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[Anri]
……もっといい音色を聞かせておくれよ、ニコル……
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[Nicolle]
あ……杏里……ハァ……ハァ……う……ウン……ウンっ……!
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[Narration]
汗だくで息を切らせながら、悦楽の涙をもあふれさせ、ニコルは言った。
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[Nicolle]
……み、見ていて杏里……あたし、可愛く、鳴くからねっ……つぎに……気持ちいいのが来たら……聞かせてあげるから……
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[Anri]
うん……ニコル……いくよ……
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[Narration]
杏里はゆるめていたロープを、再び張りつめると、とったおきのヴィヴラートを響かせはじめた。
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[Nicolle]
ああ……あああっ……か、感じるよ……杏里っ……いい……気持ちいいのっ……杏里、杏里ッ…!
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[Nicolle]
……落ちても……落ちてもいいっ……あたし……ああっ……あああっ……イク……いっちゃうっ
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[Nicolle]
杏里ッ……杏里っ……抱きしめてっ……強くっ……ああっ……あた……し……っ……イ……クっ…………
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[Nicolle]
……はァっ……ああっ……アアッ……アアアアッ……ああああっ……!
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[Narration]
カリヨンに、カンッ……と真鍮の舌が触れた。
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[Narration]
危険な場所であることも忘れ、少女は膝からあごの先まで一直線になるほど、思いきりそりかえった。
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[Nicolle]
……っ…きゃうぅぅぅぅっっっ……!!!
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[Narration]
………………
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[Narration]
………
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[Narration]
絶頂を迎えて漂う少女を、杏里は、両腕と押しつけた額で、しっかりとつなぎとめた。
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[Nicolle]
……はぁ……はぁ……ふぅ……ふぅ…………杏里……大好き……杏里……
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[Anri]
可愛かったよ……ニコル……
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[Anri]
ねえ……ボクもさ……一緒に気持ちよくなって……いいかい……?
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[Nicolle]
……えっ……!?あ、杏里が来たらだめっ、だめだよっ!
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[Anri]
つれなくしないでおくれよ……ニコル……ボクもう、濡れてしまって……いいよねニコル……
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[Nicolle]
だから、だめだってのに……!ちょっとっ……ひゃ、きゃああ!!!
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[Anri]
わっ、うわああっ!
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[Anri]
うわぁぁっ!!落ちるッ、落ちちゃうよっ!
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[Nicolle]
バカッ、杏里の超絶おバカっ!あ、あたしに掴まるなっ!パンツ引っ張んなっ!ロ、ロープッ、ロープロープッ!
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[Anri]
助けてっ! 怖いよニコルッ!落ちたら死んじゃうよォっ!
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[Nicolle]
ぎゃああ、手がっ!すべる、すべるっ!
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[Narration]
そのころのニキとコローネ。
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[Niki]
………………?……
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[Collone]
……ワウ?
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[Narration]
不思議そうなお嬢様たちのなかで、ヘレナもまた首をかしげた。
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[Helena]
あら……まだ早いのに……故障かしら……?……仕方ないわね……
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[Narration]
ヘレナは周囲を見回し、一人も船員の姿がないと知ると、肩をすくめて、みずから鐘楼の入り口へと向かった。
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List of all oneshots
List of all series

(Recent Oneshots)

Isn't It Fine To XX Freely
That Red on Me
First Love Mint Blue
Summer Fuse
Girl Who Can't Say No (Daga Kotowaru)
Cubic Starship
Anaerobic Love
Missing Rink Side:Shuri
Missing Rink Side:Rina
Heart Pendant

(Recent Series)

The Rain and the Other Side of You
Hana ni Arashi
Kakegurui Yorozu
Tsubakuma!
Someday, We'll Get There
Honto no Kokoro
Hayate X Blade
Motto Hanjuku Joshi
Yuunagi Marbled
Strange Babies